冬合宿
(風が強くなり撤退を決断)
冬合宿 日光白根山
山 域 奥日光 白根山
期 日 2022年12月28日(水)29日(木)
メンバ L ハル かわじ you ギリちゃん なべ(5名)
コースタイム
1日目 湯元温泉バス停ー湯元温泉登山口(11:19)ースキー場上部ー標高1900m地点(13:45)ー下山開始ー湯元温泉登山口(14:50)
2日目 湯元温泉バス停ー湯元温泉登山口(7:16)ースキー場上部ー外山のコルの手前標高2080m地点(10:39)ー下山開始ー湯元温泉登山口(12:29)
合宿一日目
東武日光駅に集合し、湯元温泉行のバスに乗り込む。乗車時間は1時間25分と長いので事前にトイレを済ませておいた方が良いが、中禅寺温泉でバスの時間調整があるので、その時間を利用しても良い。バス代は片道1,950円と結構な金額なので、お得な切符『まるごと日光
東武フリーパス』を購入しておくと良い。
湯元温泉バス停から歩いてすぐに今回お世話になる『スパビレッジ・カマヤ』に到着。一室をお借りして偵察の準備を行う。スキー場入口にあるポストに登山届を投函して、スノーシューやワカンを着けてスキー場の端を邪魔にならないように歩く。スキー場は初級者向けの緩斜面で、だらだらと1時間ほど歩く。
スキー場上部に着いてからスノーシューを外してツボ足で歩く。外山のコルに出るまでは直登が続く(夏時間で1時間30分)。途中からアイゼンを装着して進む。踏み跡は残っていているが、急斜面で登りにくい。標高1900m地点で偵察を終了し宿に戻った。
湯元温泉は硫黄泉で硫黄のにおいが強い。宿の風呂は広く、露天風呂もある。風呂上がりに夕食前にビールで乾杯。夕食では煮物やご飯がお代わり自由で、別皿で出された岩魚の甘露煮も頭から食べられてとても美味しかった。
合宿二日目
5時起床、朝食代わりのお握り弁当を食べて7時に出発。見上げると灰色の空から小雪が舞っている。スキー場上部までツボ足で行き、途中からアイゼンとヘルメットを装着。急登の中、時々顔をそむけるような雪まじりの強い風が吹く。
途中、地元の山岳パーティに会う。前白根山を目指しているということ。尾根に出るまでの踏み跡は消防隊がつけてくれたということで有難い。
降りてくる単独の登山者に出会う。尾根まで出たけど強風で怖くなって降りてきたということ。
外山のコルまで残り1ピッチというところで休憩していると、地元の方と思われる方が登ってきて『風が強くて(前白根山手前の)天狗平はものすごいことになっているだろう」と言い残して追い抜いていった。
風はますます強くなり、雪もサラサラになって踏み跡をどんどん消していく状況になってきた。
皆で相談した結果、標高2080m地点でこれ以上登るのを断念し、下山する決断をした。下山では、注意していても滑ったり転んだり、尻制動しながら苦労して下りた。途中、ところどころ踏み跡が雪に埋もれてしまってコースを外れることもあったが、無事に下山することができた。
近藤リーダーと合宿参加の皆さん、お疲れさまでした。そして楽しい雪山山行有難うございました。
(記 なべ)
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