個人山行 八ヶ岳 小同心クラック

 

個人山行 八ヶ岳 小同心クラック

山 域:八ヶ岳 小同心
期 日:9月29日~10月1日
参加者:L ハル、ピーちゃん、かわじ
コースタイム:
9/29(金)美濃戸口11:15→12:35美濃戸12:50→13:55堰堤14:00→15:40赤岳鉱泉テント場【泊】
9/30(土)テント場5:25→8:00大同心基部→8:30小同心9:10→11:30横岳12:10→13:00硫黄岳山荘13:10→13:45硫黄岳13:50→赤岩の頭14:25→テント場15:55
10/1(日)テント場7:25→9:20美濃戸9:30→美濃戸口10:20

9/30
昨日は北沢経由で赤岳鉱泉のテント場にツエルトを張る。
今日は小同心を登り硫黄岳からテント場に戻る。急な大同心稜を登っていると若者二人が風のごとく追い抜き、いつの間にか姿が見えなくなった。素晴らしい歩きだ、羨ましいが私たちは自分のペースで登ろう。このルートは通常、夜行日帰り又は一泊2日だが二泊3日で予定を立てた。年相応の日程で無理なく長く登山をしたいので。
やっと小同心基部にたどり着く。そこには時々、冷たい風が流れていた。
このルートは何回登っただろうか。無雪期、積雪期。最初は先輩に連れられて興奮しながら何がなんだか、よくわからず夢中で登った。その後は仲間と気合を入れて登った。
ある冬は仲間4~5人?で登り、時間切れで稜線の硫黄小屋で夜を明かした。当時は冬の営業はしていなかった様で、たまたま開いているスペースがあり一晩お世話になった。
よりかかるには丁度良い角度の板壁が有りやっと落ち着く。改めてライトで確認すると雪の結晶が光で反射し非常に綺麗だ。でも何か変だ。良~く見ると此処は何人か一緒に使用できる男性用の(小)のトイレだった。ま~良いか、外でのビバークより此処の方が居心地が良いし。
そんな事を思っていたらかわじ君から「解除」との元気のよい声がかかってきた。彼が今回最後までリードをしてくれた。しかも後ろ2人は同時登攀なので確保が非常に難しいが上手くロープをさばき、さすがだ。
そんな事もあってスムーズに登れた。やや寒かったが気持ちの良いクライミングだった。
横岳の主峰、奥ノ院にあがる。薄日が差し暖かい。ここでゆっくり休み硫黄岳に向かう。
硫黄岳山荘でトイレを貸してもらう。非常に綺麗で気持ち良い。硫黄岳から赤岳鉱泉へと向かう。天気予報通り夜から雨となった。八ヶ岳も少しずつ冬景色に変わるのだろう。(記 ハル)

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2023年10月01日