冬合宿2023 白毛門

 

冬合宿 白毛門

山 域:谷川連峰 白毛門
期 日:12月27日~29日
メンバ:L ハル、SL なべ、Fuku、ヨーコ、ギリちゃん、endo
コースタイム:
1日目 偵察 テント場12:30―標高970m地点―テント場14:50 
2日目 テント場6:45―10:30松ノ木沢の頭―12:25白毛門12:45―14:15松ノ木沢の頭―テント場16:22
3日目 湯檜曽川沿い散策 土合橋先の新道入口9:40・・・・11:00新道入り口

合宿1日目
 高崎駅に集合して水上駅へと向かう。車窓から見る青空は絶好の登山日和。ところが水上に着くと、どんよりとした曇り空に変わった。谷川の天気・雰囲気は独特なものがある。
 土合橋バス停で下車し、駐車場の先の登山口近くの開けた場所を見つけ、ここに2張のテントを設営した。そのあと偵察に向かう。登りはツボ足で標高970m地点まで行き、下りはアイゼンを着けてテント場に戻った。登山道は登り一本調子で段差も大きくてかなりキツそうだ。
 テントで少しの酒と各自用意の食事を済ませ、明日の行動予定を確認して眠りについた。

合宿2日目
 4時起床、寒い!各自朝食後に出発の準備をする。最初からハーネス、ヘルメットとアイゼンを装着。念のためワカンをザックに着けて6:45に出発した。途中、樹林帯から見える谷川岳方面の山肌が朝日で紅く染まるモルゲンロート。
 登山口から直登が続きしかも段差が大きいため、ゼイゼイ言いながら登る、かなりきつい。松ノ木沢の頭辺りで視界が開けた。白毛門から降りてきた登山者にトレースの有無を確認すると、トレースを作ってきたということで、申し訳ないけど正直有難い。
 山頂直下には大きな岩場を鎖を頼りにして超える難所があり、山頂に着いたのは12時を過ぎていた。頂上から笠ヶ岳や朝日岳などの冬景色を眺め、集合写真を撮って早めに下山を開始した。
 下りでは湿った雪がアイゼンの底に着き(雪団子)、何度も滑ったり転んだりしながら降りた。数か所の難所を通過し標高1000m近くまで降りてきた。今朝まであった雪がかなり溶けて泥土が出てかなり歩きにくい。しかも木の根や段差が大きくて最後まで緊張を強いられた。幸いテントには日没前に帰って来ることができた。
 この日は、気温が高く風も殆ど無かったため汗ばむほどの陽気だったが、それ以上に山頂を踏むことができて本当に運が良かったと思う。

合宿3日目
 5時起床、外はみぞれ?が降っている。朝食を済ませてテントを撤収し、パッキング。荷物を駐車場奥の隅にデポして、必要最小限の物を持って湯檜曽川沿いの林道をワカンで散策した。新雪を選んで歩き、川原に降りて静けさの中でコーヒーブレイクした。
 駐車場に戻り、土合橋バス停12:02発のバスで帰路に着いた。
(記 なべ)

 

◇◇樅の木会からのご連絡◇◇樅の木会では会員を募集しています。ご質問や入会をご検討の方は、氏名と連絡先(メールアドレス)を記入の上、下記にメールで連絡をお願いします。mominokikai.nyuukai@gmail.com連絡をお待ちしております。

2023年12月29日