天覧山岩トレ

天覧山頂上にて

例会山行 天覧山岩トレ

山 域:天覧山
期 日:3月2日
メンバ:かわじ なお Taka ギリちゃん Kojiro ハル ピーちゃん ヨーコ いっしー Fuku

 2チームに分かれて天覧山の入口にある広場でまず、ロープワークの練習をする。私はハルさんのチーム。いっしーさん、ヨーコさんと私が生徒で横並び。東屋の手摺りにスリングをガース・ヒッチで結びカラビナをセットして準備。ハーネスにロープの末端をフィギュアエイトノットで結ぶ。これは覚えていた。次にムンター・ヒッチを教えて貰う。カラビナに何回か練習し、ロープの反対をヨーコさんに引っ張って貰いビレイの練習。引く時の手の送り方を覚えないとだ。次にクローブ・ヒッチの結び方。何度か練習しまだ完璧ではないけど全員で岩場に移動。先に天覧山の頂上で昼食にした。
 次に頂上から少し下りた所の斜面でフィックスロープの張り方を学ぶ。ハルさんが何箇所か木に固定した所をラビットノットで通過する。次に私から一人ずつフィックスロープの練習。一人二箇所固定した。カラビナを通す時クローブ・ヒッチで結ぶのだが結び方が間違っていた。しっかり覚えないとだ。ヨーコさん、いっしーさんもやり、そこの下の岩壁の所にやってきた。
 かわじさんの班が既にロープを張って岩登りしていた。2本目のロープの方が岩が急そうなので、私は先に張っていたロープでやらせて貰う。まだどこを登るか良く分かってないけどかわじさんにビレイして貰い、好きな所登れば良いよ、と言われ、スタートするしかなかった。思ったよりどこを行くか分からなかったけど何とか上まで行ったら、今度はクライムダウンと言われ、マジかと思ったけど下った。下が見えず怖かった。とりあえず体力のある内にもう1本隣のロープも登ってみた。ギリギリ登れた感じ。もう登るのは嫌だったので、ビレイの練習。このために確保器とグローブを購入したのでなおさんに登って貰った。何人かビレイし、懸垂下降の練習もしたかったのでピーちゃんさんに教えて貰う。まず岩場じゃなく近くの木でロープの通し方を練習した。それから2本目のロープが空いてたのでピーちゃんさんに懸垂下降の段取りをして貰う。ロープを確保器にセットする時にカラビナのかけ方も決めておかないと向きが変になりダメだ。ハルさんが下のロープを持ってくれて懸垂下降をした。体がマッチ棒みたいと笑われた。何年か前のエイト環以来だ。その後何人か練習した。そこで3時過ぎになり終了時間となった。
 飯能駅までの帰り道にひな祭りを町おこしにしてるのか、ひな人形を飾る店が幾つもあった。
 岩トレは数カ月ぶりだったので、せめてロープワークは家で復習しようと思う。(記 Fuku)


 飯能駅に集合し、ハルさんから2種類の資料を配布していただいた。市街地を30分ほど歩いて天覧山の登山口に到着した。市民のウォーキングコースとなっているようなのどかな場所である。さらに10分ほど歩いて、広場に到着した。まずはトイレを済ませてから、ハーネスを装着した。
ここで2班に分かれ、ロープワークの基本訓練を行った。かわじさんの班では、まずは、ガース・ヒッチ、ムンター・ヒッチ、クローブ・ヒッチを復習した。続いて、エイト・ノット、ダブル・フィッシャーマンズ・ノットを学んだ。ムンター・ヒッチを用いた確保の練習をクライミング側と確保側を交代しながら行った。最後に、ムンター・ヒッチの仮固定方法について学んだ。(これは良くわからなかったので、後日、配布資料を見たところ、ミュール・ノットであることがわかり、復習した。)花粉症のメンバーも多く、かなり寒かったので、鼻水に苦しみながらの訓練であった。
 次に、やや傾斜が急な鎖場も通り、山頂に向かった。山頂には立派な展望台が造られており、飯能市街が一望でき、遠くにはスカイツリーなどの東京の都心、奥多摩や丹沢、そして雲がかかってはいたが、富士山も望むことができた。ここで昼食をとった。
 昼食後は、山頂からやや下った急傾斜の岩稜にかわじ班長がフィックスロープを張ってくださり、ラピッド・ノットを用いて下る練習をした。
 岩場に到着し、トップロープを2本セットし、交代でビレイしながらクライミングの練習をした。ルートによって難度が異なるので、それぞれの力量に応じたルートを何回も登った。
 最後に、懸垂下降で降りる練習をした。懸垂下降自体よりも、下降器にロープをセットし、ビレイループのカラビナに移す際に、向きが逆になってしまうことが多く、この部分の訓練が必要である。
 訓練を終え、下山する際に、登りでは気が付かなった羅漢像を見た。十六羅漢とのことであるが24あるようだ。様々な表情の羅漢があり、変顔のようなものもあり、楽しんだ。飯能市街に戻ると、ひな人形を展示しているところがあった。それ以外にもひな人形を飾っているところが多く、ひな人形は飯能の名物と思われた。帰ってから調べてみると、「第18回飯能ひな飾り展2024」が3/3まで開催されているとのことであった。
 ハルリーダー、かわじ班長のおかげで、ロープワーク、クライミング、懸垂下降など、充実した「岩トレ」ができた。忘れないように資料を見て復習し、次回の「岩トレ」に期待したい。
                                  (記 ギリちゃん)

 

 

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2024年03月02日