スノーカーニバル 入笠山・車山

大橋ペンションの前で

スノーカーニバル 入笠山・車山

山 域:入笠山・車山
期 日:2月3日~4日
メンバ:かわじ ハル Fuku なべ 輝男 トシ Kakashi マッちゃん Taka 良ちゃん あーやんくうちゃん なお ミドリ こいさん いっしー ヨーコ ピーちゃん 他ゲスト

 1日目 入笠山
「スノーシューでサクサク行く組」
 富士見パノラマリゾートでバスを降りると、誘導係のお兄さんから「ガリガリの雪で、今日はスノーシューには不適ですね~」と言われてがっかり。チェーンスパイクに変更するか?と少し迷うが、せっかくスノーシューをレンタルしてきたので、ゴンドラ山頂駅まで携行することにした。これまでワカンばかりでスノーシューを経験したことが無かったので、今回はお試しにレンタルすることにしたのだ。(レンタル料は、1泊2日送料込みで約3,600円とお手頃だ。)
 ゴンドラを降りると、まあまあの雪があってスノーシューが使えそうだ。スノーシューを装着して歩き出すが、想像していたよりも脚が重い。ワカンよりも気持ちがいいのかなと期待していたのだがそれほどでもない。ワカンでは沈むくらいの深い雪でなければスノーシューの良さが味わえないのかもしれないですね。
 入笠湿原を過ぎマナスル山荘付近で一本立てた。ここで近藤さんらと分かれてサクサクと入笠山の山頂を目指しました。スノーシューでの登りに苦労するかと思いきやグリップに何の問題なく山頂に立つことができました。山頂では先行して出発した小泉さんと大木さん達が待っていました。相変わらずの健脚ですね!
 入笠山は今回を含めて4回めですが、いつも晴天で毎回360度の大パノラマが迎えてくれました。期待を裏切らない山ですね。
 雪景色を楽しんだ後、下山開始。下りは敢えて登山道からそれて林間コースを歩きました。雪はガリガリでしたが一部踏み跡がないところも歩けて、スノーシューの楽しさを少し味わうことができた一日でした。
 スノーカーニバルの係の皆さん、素晴らしい体験をありがとうございました。
                                  (記 なべ)

 2日目 車山
「ちょっと歩く組」 
 =雲の額縁=
 今日は車山から車山肩までのコースを歩きます。深田久弥氏は霧ヶ峰の最初の一文に「山には、登る山と遊ぶ山がある」と書かれていました。スノーシューでおおらかな斜面を進みながら、なるほどと思いました。
 車山高原スカイパークスキー場のリフト2基を乗り継ぎ車山直下に着きます。リフトから気をつけて降り、フッと振り向くと我がパーティの女性2名がリフトから滑らないように、車山の王子さまがサ~と駆け寄り二人の間に入りホローしていました。二人は照れる様子もなくニコニコでした。王子さまが一言、両手に花束です、と言いながら去って行きました。スタートから気持ちの良い人に会えてよかったです。去った後も二人はやや興奮気味でした。
 ひと登りで霧ヶ峰の最高峰、車山です。山頂には四隅を立派な御柱で囲まれた車山神社があります。手を合わせ、今日も楽しい一日でありますように。
 気象レーダー観測所の脇を進み広々とした台地に出ると、全員オーと声が出てしまいました。山肌が寄せては返す波みの様です。もう少し積雪があるとスノーシューも喜ぶかと思いますが昨日、夜の降雪で少しはサクサクと身体に感じる場所もあり少しは良かったかと思います。
 コースの両サイドにはロープが張ってあり中に立ち入らないようになっています。少しでも気持ち良く歩ける様に、コース取りをしながら進んで行くとピーちゃんさんが立ち止まり、指で山をさし、立派な額縁に収まっている様だと喜んでいました。なるほど山の中腹まで雲がかかり山々の少し上からは又雲がかかっていて、額縁の中の絵画の様だ。それを聞いていた他の人が、上手いことを言うね~と感心していました。
 今日一番の神様からの贈り物です。ゆっくり、ゆっくり歩いて「遊ぶ山」を楽しみました。
(記 ハル)

「しっかり歩く組」
 スキーヤーでにぎわうリフト駅でスノーシューを着装し、「ちょっと歩く組」の皆さんと別れ、8名のメンバーで曇天のグレー一色のなか歩き出したと思う間もなく、車山の山名標が現れた。奥には真ん丸の球体をのせた気象レーダーの四角い建物、左には車山神社の御柱がある。晴れていれば鳥居越しに富士を望む展望が開けているそうなのだが、厚い雲で覆われていた。前夜の降雪で薄化粧した広い高原の道を進む。メンバーとおしゃべりしながらスノーハイク。垂れこめた雲の切れ目から遠く白いアルプスの山並みが連なる。やがて「ころぼっくるひゅって」の建物と車山肩の駐車場が見えてきた。良ちゃんさんやくうちゃんさんの姿に「ターンネ~」とよびかける。ヒュッテの宿泊者なのか、軽装の若いカップルもちらほら散歩している。ここでお昼休憩。帰路はヒュッテの前にある木道から車山湿原を横切る。木道にわずかに積もった雪から外れないよう足運びに気を遣う。夏は一面のニッコウキスゲで覆われるさまを想像して歩く。車山乗越を過ぎてスキー場のコースと並走して下った。結構傾斜があり、特にスノーボードの軌跡の雪は滑るが、メンバーは一人も尻餅をつかないので、私も頑張った。スキー場に流れるちょっと懐かしい流行歌を聴きながら、楽しく歩いた。ポケットにいれた甘納豆の小さな包み。お昼休憩のとき皆のザックの上にそっと置かれた良ちゃんさんの差し入れ。このおやつをスキー場で休憩の時に口の中に入れるとなんとも美味しかった。終点のリフト駅に着き、楽しそうな子供エリアを眺めてほっこりし、のどかな雪歩きを終えた。(記 Taka)

「スキー組 1日目2日目」
 スキーに参加しての感想
 転倒で脚をいためたこともあって、山行には参加できないでいました。その後、娘の具合がわるくなり、日帰りの山行もなかなか行けないでいました。また、仕事も週に3日以上あり、脱原発運動や戦争する国にする憲法改悪に反対する運動にも参加し、忙しくしています。
今回のスノーカーニバル参加については、樅の木会の行事になかなか参加できないでいたので、昔参加していたスノーカーニバルに特別に参加することにしました。
高尾のグリーンハウスでの忘年会で、新会員のKojiroさんがスノーカーニバルにスキーで参加したいとのことだったので、スノーカーニバルを楽しみにもしていました。 メールでKojiroさんが参加できなくなったのを知ったときに、スキーは一人ならスノーシューにしようか迷いました。ただ、あまり歩いていないから、皆の足手まといになるのではとの不安もあり、一人であってもスキーで参加することにしていました。
1日目の富士見パノラマスキー場は30年前に町内会の4家族で行ったこともあるスキー場でした。スキー場は頂上から下まで雪はたっぷりありました。たぶん、降雪機による人工雪でしょうが。晴れていて、山景色が最高でした。2年ぶりのスキーでした。レンタルで時間を取りましたが、足慣らしができました。
 2日目の車山スキー場も、45才の頃、何度かマイカー日帰りで滑ったことがあります。その当時と比べてスキー場の雪の少なさには驚きました。メインのスキーバーンには雪があって、スキーは快適でした。一日目と違い、身体もスキーを思い出してくれて、運動不足の足にしては、たっぷりと楽しめました。
宿泊した大橋ペンションは2度目で懐かしく思いました。あの時は野菜ジャムの美味しさに感動したのをおぼえています。スノーカーニバル担当の頃はこいさんややまめさんやくうちゃんさんやKakashiさん、岩ちゃんさん、皆に協力頂いたのを懐かしく思い出しました。足を鍛えて、たまぁーには、日帰り山行には参加したくおもっています。もちろん、私たちの山行が幾重にもできるよう、二度と戦争しないことを誓った憲法は大切にしたく思います。最低限の自衛は現憲法で対応できる解釈で平和を守ろうと思っています。
自然災害は仕方ないですが、人災は無くさなければと思います。(記 ミドリ)

 

 

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2024年02月04日