天狗池~北穂高岳
天狗池~北穂高岳
日 程 :令和6年9月18日(水)~23日(月)
参加者:ハル ピーちゃん
9月18日 7:00上高地9:50 … 11:05明神11:25 … 12:15徳沢12:35 …
13:40横尾13:50 … 15:00一ノ俣15:10 … 16:00槍沢ロッジ
今回の山行は悪天候で予定変更をした奥穂高岳南稜に3度目の計画だったのだが、またしても雨で変更になってしまった。上高地の食堂で、私が行った事が無かった天狗池からのコースにして頂きました。横尾までの梓川左岸の崩壊が酷いらしく、7月の山行の時は明神までが右岸の通行だけだったのに、今回は横尾の手前も2か所砂利の車道を歩いた。
一ノ俣の辺りから雨が強くなってきたので雨具を着て槍沢ロッジまで歩いた。
19日 6:25槍沢ロッジ … 7:05テント場7:15 … 7:50大曲8:05 … 9:40分岐9:50
… 11:00天狗池11:25 … 12:45横尾尾根のコル … 14:30稜線 … 15:05
南岳 …15:15南岳小屋
5時に出発予定だったが、どしゃ降りの雨と雷が凄い。槍ヶ岳のピストンと思われる数人は暗いうちに出発したが、他のグループは自分達同様に様子見。
雷が落ち着いてきたのでロッジを出ると、他のグループも出発をしだした。数年ぶりの槍沢を楽しみながら天狗池にむかった。分岐からは雨具も脱ぎ、ロッジに泊まっていた男性と自分達だけでした。近藤さんは天狗池に写真を撮りに行った事が有り、途中のナナカマドも話し通りに真っ赤な実を付けて見事に連なっている。残念ながら槍ヶ岳は見えなかったが、静かな天狗池を十分に楽しめた。横尾尾根のコルからは岩場や鎖場を楽しめたが、稜線に出ると雨はそこそこだが強風で思わず耐風姿勢をとってしまう中、やっと南岳小屋に着いた。
明日の風が心配だ…(-_-;)
20日 6:00南岳小屋 … 7:45最低コル … 9:00長谷川ピーク … 9:45A沢のコル
… 10:20飛騨泣き … 12:05 北穂高小屋
暗い中で自炊をしていると、小屋の方が近くの灯りをつけてくれた。小屋に泊まったのは5パーティー。ガイドのグループは奥穂高山荘までなので、午後から更に悪天候の予報が出ている為に暗い中ロープを繋げて出ていった。オーストラリアの親子は妻から中止をする様に連絡がきた。今時は何処でも情報収集が出来るなと改めて感じた。他の2パーティーも大キレットは初めてなので、天狗池からの下山。不安が残る中、明るくなってから、早朝の灯りのお礼を述べて出発した。
ハルさんの指示で風の影響を受けない様にポシェット等全てザックに入れた。風の通り道では這いつくばったり、腰を落としたりしたが、ハルさんは普通に歩いていた…
ペンキの○✕の印だが、南岳近くは薄くなっていて、先に歩く私は2ヶ所迷い、ハルさんに先行して頂いた。何時もだと元気になる大キレットだが、緊張の中北穂高小屋に着いた。途中で滝谷の黒い壁のてっぺんに見える小屋がカッコ良く見えて、安心感も頂いた。
今回はストックキャップを3個持っていき、2個拾って5個になれば良いなと思っていたのですが、槍沢で12個拾い今回も15個になってしまった(^^)v
小屋の窓際の席で疲れを癒しているとガラッと窓が開き、支配人さんが「来たね」と声を掛けて下さった。ハルさんが連泊の予定だが、明後日の天気の相談をすると「明日、下りたほうが良いかな」と、優しい笑顔で答えて頂けた。ありがとうございます。
21日 6:30北穂高小屋 … 9:15涸沢小屋9:30 … 11:40本谷橋11:55 … 13:00
横尾山荘
昨日、北穂高小屋に着いてから出発までテラスはガスの中だったが、そのガスが赤く染まった。下からは、どの様に見えているのかなと想像してみた。
何時もの通り食後のコーヒーを頂いて、来年の再来の挨拶を済ませて下山。
天気が良くないせいか、涸沢のテント場も本谷橋も空いていたが、すれ違うグループもそれなりにいたので今日は賑わうのかな…
22日 8:00横尾山荘 … 9:05徳沢9:15 … 10:10明神10:25 … 11:45上高地
北穂高小屋の連泊が無くなってしまったので、小梨平でキャンプをすることにした。
が、途中は台風の様な天候で、太い枝が折れて登山道に覆いかぶさっていたり、細かい枝が飛んできたりして大荒れの上高地でした。
ツエルト泊なので、雨が止んだ4時頃に、風の影響が少ない、梓川からは少し入った場所に設営した。
23日
入山してから初めての晴天。予定通りのバスに乗った。(記 ピーちゃん)
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